引っ越しを機に断捨離しよう シンプルに暮らす方法と気を付けること

引っ越しを機に断捨離をしよう 

生活の中でものを減らす最大のチャンスとも言える引っ越し。 引っ越しをしたことない人の家はものだらけ、というのはよく言われますね。

 

洋服、CD、本、人からもらった使わないもの、これいらないな〜と思っていても現実的になかなか捨てられない。
でも、引っ越しは断捨離をするのにはまたとないチャンスです。 これを機にやってしまうのが良いです。

 

断捨離したいけど、いったいどうしたらいいのかわからない。

 

そんな方のために、断捨離をどうやって進めたらいいか、効果を最大に出して、後悔をしないためにはどうしたらいいのか?
そんなことをまとめました。

 

断捨離をしよう やるとこんなにいいことが。

断捨離をする必要がある人はものをため込んでしまう人です。 ということはなにをするにも億劫な人です。

 

そういう人は、何をするにせよ、相当なメリットがない限り、自分からは動きません。

 

断捨離のメリットについてまとめます。

 

頭の中が完全に開放されて自由になれた。
断捨離をした後は買い物をよく考えてするようになり、無駄な買い物が減った。
探し物が見つかりやすくなった。
掃除がしやすくなったのでいつでもきれいにできて、心が明るくなった。
物欲に振り回されていたのがわかって、考え方がシンプルになった。

 

ものを買うということは、その時にそれを欲しいと思った感情や執着があるものです。
ものを捨てるということは、単にごみを捨てるということよりも、その感情や執着を捨てるということです。

 

よって断捨離は、自分の抱えている感情を捨てる、そこから離れるという意味あいが大きいのです。
そんなことは普段なかなか出来るものではありません。

 

そこで引っ越しを機に断捨離なのです。

 

 

効果的な断捨離のやり方

いざやろうとしてもなかなか進まない断捨離。 片付けしていて出てきたもので遊んでしまうのは人の常。
でもそんなんじゃ断捨離が進むわけはありません。

 

じつは断捨離にはコツがあります。捨てるものと捨て方をまとめてみました。

 

1.CDや本、洋服、コレクション

 

これは、クローゼットや棚の大部分を占めているものですが、着る服がほぼ決まっていたり、聞く音楽もだいたい決まっていたり、
今はもうスマホで音楽を聴くばかりで、CDなんて全然登場しないし、洋服もそれほど多く必要がありません。

 

よく1年着なかった洋服は捨てる、1年聞かなかったCDは捨てるなど言われますが、CDは定番は除いて流行りで買ったものは全部まとめておきます。

 

ココで大事なのは、ヤフオクとかメルカリにだそうとか、死んでも思わないことです。 

 

ヤフオクは、やれる人とやれない人がいます。 商品の写真をとって、文章考えて、質問に答えて、値段交渉されて、やっと落札されても今度は梱包して、発送して、評価して、とやることは山もりなのです。 

 

ものをため込んでしまうめんどくさがりの人が、ヤフオクなんてやれるわけがないのです。メルカリもしかり。

 

ためて置いたものはまとめて人にあげてしまうか、まとめて買い取ってくれるところに出すのです。

 

で、ここでも断捨離ができない人の特徴として、まとめ買いしてくれるところの値段が気に入らない、またはやっぱりこれは取っておきたい、などの感情が出てくることがあります。

 

ここで思い出しましょう。 断捨離とは、ものを捨てるのではなく、執着を捨てることです。 なんか宗教みたいですが、物質よりも内面に気を付けたほうがいいです。
自分で捨てたらゴミが出てしまうし、ヤフオクは無理。だったらまとめて買い取ってくれるところが一番無難なのです。
そこで最後に往生際を試されます。 これが断捨離の魅力であり、自己成長になるのです。

 

2.人からもらったもの

 

生きていれば人からいろいろなものをもらったりします。食べ物や飲み物、現金だったらもらっても困りませんが、
中にはもらっても うわこれどうすんのよ。。 と思ってしまうものも多いものです。

 

仕事辞めたり転勤したりした時職場の同僚からもらった 『寄せ書き』 などの記念品。
たまたま優勝してしまったボーリング大会のちゃちいトロフィー。
お見舞いでもらった大量の千羽鶴。
前の彼女が作ってくれた手編みのセーター。

 

今後も確実に使わないとわかっているのに、捨てるすべを知らないというものはいろいろあるものです。

 

これはもう問答無用で捨ててしまったほうがいいのですが、彼女のセーターは別にしても良くしてもらった人からの気持ちと思い出は捨てずにいたいもの。
そんな場合は今は携帯の写真で撮って、実物は捨ててしまうというのがよいですね。
たまにパソコンで整理するなりして、思い出としてデジタルで保存するのです。 こうすればいらないものもなくなって思い出は残ってスッキリですね。

 

3.親のもの

 

肉親が亡くなった場合、時間がたって親の家を整理しないといけない時がやってきます。
これは断捨離というよりも本格的な家の片づけですよね。

 

家の片づけで一番大変なのがこういう場合の親のものの片づけです。 故人のものはたとえガラクタでも一つ一つに思い出が詰まっていて、
時間がある程度経過しても片付けはなかなかできるものではありません。

 

これは、とれる方法は2つしかありません。

 

ひとつは、片付け自体をあきらめてしまう。 やろうとしても進まない、やってもやっても涙に暮れてしまうという場合は、そんな大変なことをやる必要はないです。
本当にそこを今すぐ片付けないとダメ、という場合なら仕方ないですが、そうでない場合、もう少しそのままでもいいのではないでしょうか?
いつかできるようになる日がやってきますよ。

 

どうしても片付けないといけないということであれば、これは誰か人を呼んできてやってもらうしかありません。 自分で出来ないなら人にお願いするしかありません。他人は自分よりもそのものに対して感情がない分、どんどん進んでくれます。 知り合いや親せきに頼むことができない場合、業者さんに頼むことが出来ますので、それが一番あとくされがなく出来る方法です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでも何から始めていいかわからない人のための心得

断捨離のやり方はわかったけど、いざ実際に始めてみるとなかなか判断が難しい。
いるのかいらないのか、ドラえもんにも出てきましたが、のび太が壊れた電灯を捨てられないのは、電気がいらない時に必要だから、
なんていう、たられば、で片づけをしていたら、一生終わりません。

 

いいですか? 目の前にあるものを後いつ使うかというのは、誰にも分りません。
ずっと考えていてもその答えは出ないでしょう。

 

断捨離は直観でやるのです。 ぱっと見てインスピレーションでいる、いらないを判断していくのです。これならガンガン捨てられます。
でも、インスピレーションもミステイクはあるので、必ずゴミ箱のほかに一つ、『迷いかご』を用意するのです。

 

そしてその 『迷いかご』に、次のゴミの日の日付を大きく書いた紙を貼っておくのです。 その日までに、中身を捨てるかどうか、判断するようにするのです。
ポイントはその期日が来たら、問答無用で中身を捨てること。

 

後で後悔してしまったとしても、後悔も含めて成長の糧とする、という気概を持って断捨離に臨みましょう。

 

断捨離の闇 なんでも捨ててしまうバカ

断捨離についていろいろ調べ物をしていると、Q&Aサイトなどで、

 

「私は断捨離が大好きな断捨離女子です!」とか、「断捨離の大ファンなんです!」なんていう意味不明な人がいます。

 

断捨離ってたぶんそんなに頻繁にするものではない気もしますが、スッキリさせたい症候群というか、もう何もかも捨てちゃえばいいという雰囲気が好きな人も世の中にはいるのです。

 

確かにものを捨て始めると実際に爽快で、ある意味アドレナリンがバンバン出てきてこれもあれもと捨ててしまう危険があります。
脳内や身の回りをスッキリさせるだけの行為にはまってしまうと、断捨離自体が目的になってしまうという危険性が常にあるのです。

 

断捨離をしたあとにやってくる正常な気持ちとしては、「満足感と後悔」というのが正解なのかもしれません。

 

また、生活に必要なものは最小限、というと聞こえはとてもいいのですが、ぎりぎりで生活するということは、何かあったときに対処が出来ない、という危険も同時に持ち合わせています。

 

パレートの法則というのをご存知でしょうか? アリの巣実験とも言われますが、アリの巣の中で、しっかりと意味のある仕事をしているのは、全体の2割と言われています。 残りの8割はうろうろ動いているだけで、無駄と思われているわけです。

 

2割しか働いていないなら、そのアリだけを残して、また別のアリの巣から上位2割、また別から上位2割、全部で5つのアリの巣から上位アリだけを連れてきて選抜を作れば、超絶働くアリの巣が出来るか、というと、実はそんなことはなく、優秀アリ選抜チームもやはり上位の2割しか、働かなくなってしまうんだそうです。

 

これがなにを意味しているか、というと、一見いらないと思い込んでいた自分の中ではガラクタだと思っていたものであっても、全体を支えているひとつの重要な要素だということです。 大きなキャパシティーでものを考えるのをやめてしまうと、どんどん小さなキャパでしかものを考えなくなり、その中でまた窮屈になれば断捨離そうなるとそのさらに小さなキャパにまでどんどん自分自身を追い込んでいってしまうようになるのです。

 

断捨離はあらゆる意味で効果的ですが、しっかりとした考え方をもとにしないと、大変危険な考え方と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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